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●172 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]

172  - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語

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   2022年  Obokata Haruko

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STAP細胞研究の経緯ー1

「小保方の研究力と洞察力」

 

細胞質の中でも特に注目していたのはミトコンドリアと呼ばれている細胞小器官だった。

 

体細胞のミトコンドリアは、
ATP( アデノシン三リン酸 )というエネルギー伝達体を生み出す代謝経路の役割が代表例として挙げられることが多いが、

 

細胞死や細胞老化にも重要な役割を果たしている。

 

近年では、ES細胞などの多能性幹細胞内のミトコンドリアは、

体細胞のミトコンドリアとは異なる性質を示すことが知られている。

 

微細構造を観察できる電子顕微鏡でミトコンドリアを観察すると、

 

ES細胞などの多能性幹細胞は,分化した体細胞に比べてミトコンドリアの数が少なく形状さえも異なっている。

 

ミトコンドリアを特異的に染色できる試薬で染色すると、

Oct4陽性になった細胞は,元の体細胞に比べてミトコンドリアの量が少なかった

 

とはいえ、直接ミトコンドリアの形状や機能に変化を与える実験系は思い浮かばず、

はじめは単純に数種類の薬剤でミトコンドリアを減少させ、幹細胞の培地で培養する実験を試みた。

 

薬剤でもミトコンドリアの減少には数週間が必要とされ、

結果として観察されたミトコンドリアが減っただけの体細胞は脆弱で、細胞質が小さくなるという変化も見られず、

幹細胞とは程遠いものだった。

ー図

 

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