●462 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●462 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●醜い人間。醜い組織●●
2023/05/11
●3月下旬になると京大の山中先生から、
「iPSとの比較の配布図をすべてマスコミ各社や所有している政府関係者から回収してほしいと依頼が来ている」と、
理研の事務方の幹部から連絡が入った。
発表直後から、この比較図は
「誤解を招く」
「影響非常に大きい」と
山中先生が多方面に意見を出されていた。
この配布図に関する政治的責任を笹井先生は一身に追うことになってしまう。
ー図
●tamatabi20230512
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●463 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●463 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●醜い人間。醜い組織●●
2023/05/12
●大学院時代の指導教官たちからは、
「どういうことなの、聞いていないよ」と冷たい口調で言われ、
「学科の中の分子生物学会系の先生たちは、すでにSTAP細胞なんてないよと言っている」
「女子医大の先生たちとも、無意識に不正を行う子だったのかもしれないと話している」
「早稲田と女子医大のどちらがこんな人を育てたのか責任を押し付けあっている」
などの内容を電話越しに聞かされた。
ー図
●tamatabi202305013
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●464 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●464 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●醜い人間。醜い組織●●
2023/05/13
●博士論文のことが報道された時には、
「学位に問題ないという結論になるから心配しないで」と大学から連絡を受けていたが、加熱するマスコミ報道を受けて、
「外部からの強い圧力で小保方さんの博士論文に対し調査委員会が立ち上がることになりました」
と連絡を受けた。
・・・「小保方さんが博士論文について何かコメントをすると、すぐに文科省から連絡が来てしまうような状態だから、何もコメントをしないでくれ」と指示もされた。
「「「 理研理事会の異常行動も早稲田の異常行動も文科省の指示によるものだと判断ができる。文科省はすでにiPS事業を推し進めているのだ。
そのiPS事業が頓挫するようなことに理研と早稲田が動いていた。
文科省の局長クラスの怒りをかった。
役人の決裁事項には間違いなどはあっていはならない。完全にSTAP細胞の話題を抹殺するように指示が出された。
STAP細胞現象の確認とは別であるSTAP幹細胞株の再現性が確認できない理研の特許審査不正に対して、特許庁が動かないのは省庁を超えた政治的働きかけがあったようだ。」」」
ー図
●tamatabi20230514
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●465 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●465 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●醜い人間。醜い組織●●
2023/05/14
●笹井先生のご意見に同意し、反省と謝罪を込めた辞意コメントを広報と用意した。
私は笹井先生や丹羽先生といった、人柄に優れた世界的な権威でもある先生たちと議論を重ね研究をすることができた。
この先、何十年研究者を続けてもこんな幸運に巡り合える人は限られているだと思う、短い研究者生活ではあったけれど、誰よりも恵まれた経験をさせてもらえたと、涙が視界でぼやけ、霞のかかった頭の中でも思うことができた。
ところが、理研本部から
「そんな簡単に辞めるべきでない」
と理事たちから意見が出ているので、
「再考しなさい」
と話は二転三転した。
調査委員会が継続していることもあって、私の辞意コメントは
「個人的な内容で反響が大きくなる」
と理研本部から差し止められ、辞めることもできず、コメントを出すこともできず、理研に留まることになった。
ー図
●tamatabi202305015
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●466 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●466 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●醜い人間。醜い組織●●
2023/05/15
●「竹市先生が論文を取り下げたらどうかと提案している」と笹井先生から告げられた。
これまでの論文執筆の苦労を思うとうなだれたが、事態を収拾するためには仕方のない選択だと思った。
そのことをアメリカの先生たちに連絡すると、
「論文の撤回は日本と世界では意味合いがまったく違う。
論文が撤回になったら、自分たちは職を失ってしまう。論文は絶対に撤回すべきでない」
と強く言われ、私は再び板挟みになった。
ー図
●tamatabi20230516
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●467 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●467 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●醜い人間。醜い組織●●
2023/05/16
●しかし、調査はまだ続くという。
しかも、調査委員会から新たに渡された要望項目は、早稲田大学に提出した博士論文の最終版の提出や調査対象でない図表の生データの提出まで盛り込まれていた。
・・・最後のヒヤリングとのことだったが、私はもう憔悴しきり、偉い先生たちからの高圧的で辛辣な質問の数々に何も考えられなくなり、ついには涙がこぼれてきてしまった。
「私は不注意で、勉強不足であったけれど悪意をもって図表を作ったわけではありません」
と声を出すのが精いっぱいだった。
ー図
●tamatabi202305017
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●468 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●468 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●醜い人間。醜い組織●●
2023/05/17
●高圧的な調査委員会の様子を見ると、理研が私を守ってくれそうにないことは明らかだった。
実際、理研内でサポートしてくれる人はいなかった。
女子医大にいた頃の先輩から弁護士を雇うことを強く勧められ、2014年3月中旬、知人の紹介で最低限の人権を守るため片山登志子弁護士を紹介してもらった。・・・
ー図
●tamatabi20230518
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●469 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●469 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●醜い人間。醜い組織●●
2023/05/18
●この頃の私は食べることも眠ることもできず、ストレスで起き上がることもできなくなってしまっていた。
・・・無意識のうちに「死にたい」と何度もつぶやくようになった。
母が神戸まで迎えに来てくれて病院へ行った。
睡眠薬と抗鬱剤を処方され、通勤はもうできなくなった。
この時の診断書が出され、理研に提出していたが、高圧的な調査において、私の健康状態が考慮されることはなかった。
ー図
●tamatabi202305019
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●470 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●470 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●醜い人間。醜い組織●●
2023/05/19
●・・・所長室には川合理事がいて、席に着くように促された。書類を出しながら、調査委員会から最終報告が出ましたと説明を受けた。
見せられた書類に書かれた調査委員会の結論は「ねつ造と改ざん」。
目の前が真っ黒になった。
「どうしてですか」と声にならない声が涙とともにこぼれ落ちた。
不必要な加工と取り違いはあったが、実験の結果にも論文の結論にも影響を及ぼさないものだった。
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ー図
●tamatabi20230520
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●471 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●471 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●醜い人間。醜い組織●●
2023/05/20
●「不服申し立てをしたければしてください。
10日以内に可能です。」と川合理事は言い残し、所長室を出て行った。
何も考えられない状態だったが、倒れそうな私を弁護士の先生たちが両側から支えてくれ、このまま明日の理研の会見で一方的な情報だけが流れるのは避けなければならないと助言をくれた。
その場で、弁護士の先生方と、「到底承服できません」とのコメントを作成した。
そして、不服申し立てをする意思を固めた。STAP現象と共著者の先生たちの名誉を守りたかった。・・・・・
ー図
●tamatabi20230521
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