● 656 - 科学者小保方晴子による STAP現象の発見物語 By scientist Haruko Obokata - Story of the discovery of the STAP phenomenon ●[Jazz Music] from japan [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
● 656 - 科学者小保方晴子による
STAP現象の発見物語
By scientist Haruko Obokata -
Story of the discovery of the STAP phenomenon
●[Jazz Music] from japan
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2023年 scientist Haruko Obokata
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●●科学者 小保方晴子の闘い●●
2023/124
●私が許されていた検証実験は、マウスから細胞を取り出し、STAP細胞塊を作成するところまでだった。
作成されたSTAP細胞塊は多能性遺伝子を発現しているかなどの解析は第三者によって行われ、自分で解析をすることが許されなかった。
STAP細胞は変化しやすい細胞で、解析を迅速に行う必要があったが、解析のため細胞は別の場所に運ばれ、第三者によって行われ、即時に結果を見ることができなかった。
実際にどのように解析されているのかさえ、知ることができなかった。
・・・・・検証実験の終盤に差しかかった頃、もう意識さえ保っていられなくなっていた私に自分での解析の一部が許可された。
もちろん監視カメラと立会人による監視下でだ。
どんな結果がこの解析から得られようとも、それを生かした再実験はもう行えない。いまさら何をしろというのか。悔し涙があふれた。
●tamatabi20231125
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● 657 - 科学者小保方晴子による STAP現象の発見物語 By scientist Haruko Obokata - Story of the discovery of the STAP phenomenon ●[Jazz Music] from japan [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
● 657 - 科学者小保方晴子による
STAP現象の発見物語
By scientist Haruko Obokata -
Story of the discovery of the STAP phenomenon
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2023年 scientist Haruko Obokata
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●●科学者 小保方晴子の闘い●●
2023/125
●第二次調査委員会では、
すべての図表に対する論文不正の調査に加え、私が提出した試料を解析し研究不正の調査を行うと知らされた。
前回のように尋問のような態勢はとらず、公平に行うと言われていたが、
前回の調査委員会から受けた強い恐怖心は、私の心から消えてはいなかった。
●tamatabi20231126
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● 658 - 科学者小保方晴子による STAP現象の発見物語 By scientist Haruko Obokata - Story of the discovery of the STAP phenomenon ●[Jazz Music] from japan [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
● 658 - 科学者小保方晴子による
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By scientist Haruko Obokata -
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2023年 scientist Haruko Obokata
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●●科学者 小保方晴子の闘い●●
2023/126
●私の体調は悪くなる一方で、調査委員会にも診断書は提出されていたが、調査は調査委員会が定めた予定通りに進められた。
1回目の聴取は、体を支えることも難しい状態で行われた。
奇妙なほどに明るい蛍光灯で照らされた部屋に入ると、正面に調査委員たちが横一列に並んで座っていた。
●tamatabi20231126
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● 659 - 科学者小保方晴子による STAP現象の発見物語 By scientist Haruko Obokata - Story of the discovery of the STAP phenomenon ●[Jazz Music] from japan [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
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STAP現象の発見物語
By scientist Haruko Obokata -
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2023年 scientist Haruko Obokata
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●●科学者 小保方晴子の闘い●●
2023/127
●何を聞かれ、何を答えたのかの詳細は記憶していない。
ただ、調査委員たちの口ぶりから、
私がどの図表ならデータを出すことができないのかを、あらかじめ知っていて、
どの図表を不正判定にするかは、既に決まっているように感じられた。
●tamatabi20231127
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● 664 - 科学者小保方晴子による STAP現象の発見物語 By scientist Haruko Obokata - Story of the discovery of the STAP phenomenon ●[Jazz Music] from japan [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
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By scientist Haruko Obokata -
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2023年 scientist Haruko Obokata
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●●科学者 小保方晴子の闘い●●
2023/128
●2回目の聴取はさらに体調が悪化した、通常の会話さえも成り立たせることが難しくなっていた中、行われた。
1回目と同様に、うなずけば不正を認めたように受け取られる、自白を強要するような聞き取り方法が取られ、私がうなずくまで、延々と言い方を変えた同じ質問が繰り返されているように感じた。
そして、うなずかなければ、この場から出ることができないのではないかという恐怖心が心を占拠していた。
●tamatabi20231127
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● 665 - 科学者小保方晴子による STAP現象の発見物語 By scientist Haruko Obokata - Story of the discovery of the STAP phenomenon ●[Jazz Music] from japan [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
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By scientist Haruko Obokata -
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2023年 scientist Haruko Obokata
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●●科学者 小保方晴子の闘い●●
023/129
●聴取中にストレスのあまり頭が混乱し、
いったい今、何を聞かれているのか、自分が何を答えているのかさえ分からなくなることが何度もあった。
そんな中、
「ESを混ぜている人を見たことがありますか」という突然の質問がシャープに耳を通り抜け、脳に突き刺さった。
それ以上のことは説明されず、私からも聞かなかったが、
この時に初めてES細胞が混ざっていたんだということを知った。
●tamatabi20231128
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●●科学者 小保方晴子の闘い●●
2023/130
●3回目の聴取はすでに検証実験が終わった後だった。
もう調査報告書をまとめている。
年内の記者会見を行うためには、今週中にもう一度聞き取りを、と打診された。
私は、すでに結論が出されている調査結果を最終報告書に盛り込み、
発表後に文句を言われないようにするため
最終の自白を強要されるのだろうと予想していた。
最初から決まっている結論が変わることはないことは、
どんなに思考力が低下していてもわかっていた。・・・・
●tamatabi20231128
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●●科学者 小保方晴子の闘い●●
2023/131
●しかし、調査委員会との取り次ぎをしてくれていた事務の人から電話がかかってきて
「体調が悪くて動けないです」というと・・・・・・
「結局来るの。来ないの。」と乱暴に問われ、
仕方なく「行きます」というと
「わかった。じゃあね」と言って逃げるように電話を叩き切られた。・・・・・
●tamatabi20231129
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STAP現象の発見物語
By scientist Haruko Obokata -
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2023年 scientist Haruko Obokata
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●●科学者 小保方晴子の闘い●●
2023/132
●何を聞かれ、何を答えたか、まったく覚えていない。
ぼうっとした頭の中で、もはや何を言っても無駄であると思い、
優しい口ぶりで繰り返される質問に、最終的にうなずくしかなくなった。
うなずく私を見た調査委員たちからは、自白の確認が取れたことに対する安堵のような表情が見て取れるようだった。・・・・・・
●tamatabi20231129
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● 669 - 科学者小保方晴子による STAP現象の発見物語 By scientist Haruko Obokata - Story of the discovery of the STAP phenomenon ●[Jazz Music] from japan [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
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STAP現象の発見物語
By scientist Haruko Obokata -
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2023年 scientist Haruko Obokata
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●●科学者 小保方晴子の闘い●●
2023/133
●2014年12月19日に開かれた検証実験の記者会見での、相澤先生の「STAP現象を再現することはできませんでした」という第一声で、検証実験のすべてが失敗に終わり、そのために検証実験が打ち切られるという解釈で報道がなされた。
しかし、実際には私が行った検証実験においても、丹羽先生のところで独立して行われていた検証実験でも、「体細胞が多能性マーカーを発現する細胞に変化する現象」は間違いなく確認されていた。
私が発見した未知の現象は間違いないものであったし、若山研で私が担当していた実験部分の「STAP現象」の再現性は確認されていた。
●tamatabi20231130
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