●394 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●394 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
2023/03/04
●幹細胞株化の論文のための実験と並行して、私は若山先生から指示を受け、
2012年の春頃から
体細胞にストレスを与えるとOct4陽性の細胞ができ、
その細胞塊からキメラマウスができるところまでを
論文にまとめ投稿を始めていた。
ー図
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●395 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●395 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
●通常の科学雑誌は投稿後、原稿はレビュワーにまわり採択が判断されるが、
ネイチャー、セル、サイエンスといったトップジャーナルは
レビュワーに原稿をまわすかどうかを、まず1回目のふるいにかけ、
多くの原稿がこの1回目のふるいで不採択の判定を受ける。
スフェア細胞の論文を最初に投稿した雑誌はネイチャーだった。
レビュワーにまわるものの、結果は不採択だった。
ー図
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●396 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●396 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
2023/03/05
●理研CDBでは若手PIの登用が常だったために、何か困ったことがあった時には、担任の先生のようにコンサルティングGDに相談に行けるシステムが取られていた。
各PIに経験豊富なCDBの幹部であるGDが2名、コンサルティングGDとしてつけられており、
若山研のコンサルティングGDはともに当時副センター長であった西川伸一先生と相澤慎一先生だった。
ネイチャーからの不採決を受け、
「西川先生に見てもらいアドバイスを受けよう」と若山先生から誘われ、若山先生と西川研に赴いた。
ー図
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●397 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●397 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
●それからは西川先生のご助言に従い、Oct4陽性細胞になった後の細胞のTCR再構成の有無を調べる実験を行うことになった。
TCR再構成の有無はPCRによるバンドの有無で判定することができる。実際に実験を行うと、Oct4陽性細胞になった後の細胞からもTCR再構成を示すバンドが確認された。
この実験結果を追加し、ネイチャーに続いてセルに投稿したが、またもレビュワーにはまわるものの結果は不採決だった。
ー図
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●398 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●398 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
2023/03/06
●若山先生の行った幹細胞株化樹立実験の再現を取るため、
私はスフェアから若山先生がES細胞様に増殖させることに成功した特殊な培養液を用いて培養を試みていたが、
たしかに若干は増えてはくるものの、増えてきた細胞の形状も増殖能もES細胞とは程遠いものだった。
ー図
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●399 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
●・・・今回の論文執筆の場合も、若山先生が作製したキメラマウスという重要なデータに対して、
つじつまの合うように仮置きのデータが置かれ、
ストーリーに合わせた補佐のデータを作っていく若山研での方法に従って行われいた。
つじつまの合わない実験結果は、
「このままでは使えないのでやり直すか、データとして使用しないように」と指導を受けた。
ー図
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●400 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●400 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
2023/03/07
●若山先生が、
スフェア細胞からのキメラは胎児だけではなく胎盤も形成しているようだと報告された。
・・・つまり、ES細胞はキメラマウスは作製しても胎児の組織を形成することはできるが、胎盤の組織は形成することができないため、
若山先生の発見は
スフェア細胞がES細胞の多能性を超える分化能を有していることを示唆していた。・・・
ー図
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●401 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
●・・・後日、解析した胎盤内にGFP陽性細胞が存在していたが、
若山先生は私に依頼した解析結果を待つことなく、ご自身の発見から着想を得たようで、
2012年4月頃には、
TS細胞と呼ばれる、胎盤を形成する能力のある幹細胞株を樹立する
培地でスフェアを培養すれば、
TS細胞様の幹細胞も樹立できるのではないかと、すでに実験を開始されていたようだった。
ー図
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●402 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●402 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
2023/03/08
●5月頃には若山先生から、
「iPS細胞は細胞株間の差が非常に大きくていいものを選ばないとだめだそうです。
・・・どの細胞株でもすごくいいと・・・書けるようにしましょう」
と幹細胞株化の論文の結論が実験の結果を得る前から事前に提案されていた。
ー図
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●403 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
●同じ実験室にいるにもかかわらず若山先生の実験の進捗状況はメールで送られてくることがあり、
論文のストーリーに合わせた実験結果とそれを得るための具体的な実験計画が書かれ、
「勝手に進めておきます」
とメールが送られてくることもあった。
幹細胞株化された細胞の実験は若山先生によってどんどん進められた。
「「しかし、騒動の報道では、小保方が一人で実験を進めたとされている。」」
ー図
●tamatabi2023030
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