●412 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●412 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
2023/03/14
●・・・・ジャームライントランスミッションを観察するためには
キメラマウスに子供を産ませ、
その子供がキメラマウス作製時に注入された細胞の遺伝子を有しているかを調べることで判定できる。
今回の実験系の場合、実験が正しく行われていたならば、
生まれてくる子供たちはすべてGFP陽性で緑に光るはずだった。
ところが、若山先生から、
「生まれてきた子供たちの半数にGFPの発現がなかった」という結果を聞かされた。
「どうしてですか」と伺うと、
「僕のマウスコロニーがおかしいみたい」とおっしゃった。
・・・しかし、若山先生がどの系統のマウスを実際に交配し、
どの赤ちゃんマウスを私に渡していたのかについての記録はつけられたいなかった。
ー図
●tamatabi20230314
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●413 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●413 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
●また、ジャームライントランスミッションを観察する実験の際には、マウスが自然交配をするのに要する時間を節約するために、
若山先生は幹細胞化した細胞からできたキメラマウスから「光る精子」を顕微鏡下で採取し、
顕微鏡受精させる実験を行っていた。
「「これは何を意味しているのかを考えなくてはいけない。・・・捏造。」」
ー図
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●414 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●414 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
2023/03/15
●科学研究は新しい発見に対して、最初に発表された論文のシニアオーサーが第一発見者であると認知され、その栄養を得る。
若山先生が提案した、スフェアの論文と若山先生がシニアオーサーとなる幹細胞株化の論文の同時投稿では、
もともとバカンティ研で始まった研究であるという主張が薄まってしまうために、アメリカの先生たちは強硬に反対しており、私は板挟みになった。
・・・・何のために研究をおこなっているのか分からなくなってしまった。
ー図
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●415 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●415 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
●若山先生の期待に応えるためだけに全力で過ごす日々より、10年後に自分はどうなっていたのか自分に問いかけた。
やはり自分が本当に興味のある細胞が変化していく過程の部分を、キメラマウスの実験が必要ないヒト細胞を用いてアメリカで実験を行った方がいいのではないか。
・・・・2012年10月、私は若山先生のもとを離れアメリカに帰る決心をした。
ー図
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●416 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●416 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
2023/03/16
●・・・ところがアメリカに着いて数日後の2012年11月15日、若山研の学生さんから、
副センター長の西川先生から小保方さん宛に連絡がありましたと伝えられた。
・・・短いメールの中に「小さな研究室のPIのユニットリーダーに応募しませんか」と書かれていた。
若山研から申請したヒト細胞を用いる実験計画書の審査会の際に、私がプレゼンテーションと質疑応答を担当したので、
私の研究内容は、その場にいた一部のCDB幹部の知るところとなっていた。
「「 その中には 林 茂生 もいる。後に論文の撤回を強く求める。
強引に小保方を理研に引き入れた理研のCDBの人物が最後は小保方の研究内容を追求する。都合が悪くなって、保身に走る。」」
ー図
●tamatabi20230316
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●417 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●417 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
●驚きを隠しきれないままバカンティ先生に相談すると、
「他の研究室の研究員になるのは反対だけども、研究室のPIになるなら応援するよ」と言ってくれた。
「「あまりにも話が計画的だが、かれらはその策略に気がつかなかった。」」
ー図
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●418 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
2023/03/17
●面接の日は2012年12月21日だった。
・・・・
面接会場に集まってきたCDBの肩書を持つ先生たちは皆、不機嫌そうな顔をして、「こわい」というのが素直な感想だった。
・・・・若山研で実験してきたこと以外に、
常に自分の研究の興味の中心にあった、
分化した細胞の柔軟性と幹細胞性の関連について、
ストレスを受けた後の細胞の変化過程の生物学的意義を
研究していきたいと考えていることを中心に話した。
ー図
●tamatabi20230317
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●419 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●419 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
●緊張感が舞い戻った。足早に面接会場に向かい、深呼吸をした後、思いドアを開けると、逆光が射す窓際に一人の先生が立っていた。
「はじめまして。笹井です。あなたの希望の研究をするために、とにかく今の論文を終わらせましょう」と言われた。
「はいよろしくお願いします」と反射的に答えた。これが笹井芳樹先生との最初の会話だった。
「「 このPI採用の面接が、小保方に論文を仕上げさせるのが目的であったことがわかる。」」
ー図
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●420 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
2023/03/18
●面接の翌日には早々、笹井研究室に呼ばれ、笹井先生にこれまでの論文投稿の経緯を話した。
若山先生が2報同時にネイチャーに投稿することを希望していることを伝えると、
「 CDBを出て山梨大へ行っちゃう
若山さんへのはなむけに、その希望を叶えてあげたらどうですか 」
と柔らかな口調で言われた。
ー図
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●421 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語 [小保方晴子・STAP細胞ー物語]
●421 - 小保方晴子のSTAP細胞騒動・物語
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2023年 Obokata Haruko
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STAP細胞研究の経緯ー1
●●彼女が歩んだ生命科学への道。●●
●笹井先生は、
「若山さんの希望通りに進めるなら、
現在投稿に失敗している現象論をまとめた論文をアーティクルとして、
若山さんの進めている幹細胞株化の論文をレターとして
同時に投稿する方法が考えられる。
ネイチャー誌には何度も論文が通った経験があって、論文を投稿してリジェクトになったことはここ数年まったくない。
論文執筆はできる限り協力しますよ」
と淡々と話してくれた。
ー図
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